2011年10月28日金曜日

意外とアナログでした(2011.09.23)

このブログは、グーグルのブロガーを利用させてもらっていますが、
みなさん、グーグルのストリートビューはご存知ですか?

グーグルマップの延長上にあるサービスで、
バーチャルに世界のいろんな場所を見れるというものです。
大目付の下手な説明よりも実際に見てもらったほうがわかるかと思いますので、
下記のURLからどうぞ。
http://maps.google.co.jp/help/maps/streetview/

で、グーグルから今年になって、
このストリートビューに宇和島城天守もいれたいとのお話があり、
他のお城も撮影されていたり、観光振興にも役に立つだろうとのことで、
お願いすることになりました。
もちろん、掲載も撮影経費もグーグルもちです。

で、9月23日に、その撮影が行われたわけですが、
興味本位で撮影をお邪魔させてもらいました。
さぞかし、デジタル技術を駆使したものが来るのか思ったのですが、
撮影自体は至ってアナログというかシンプルで、びっくりしました。

まず、撮影スタッフは一人、かわいらしい女性でした。
ちなみに彼女は、屋内撮影専門だそうで、
野外を専門にとる方は別の人がするとのことでした。
機材は、普通のデジタル一眼レフ(魚眼レンズのもの)と、
三脚とスマートフォン、非常に手軽なものでした。
しかも、デジタルカメラや三脚も特別な設定がしてはいないとのこと。
撮影風景はこんな感じ。普通に記念写真を普通にとってるような感じでしょ。


スマートフォンの専用アプリのようなもので、
位置情報などを記録して、撮影場所の初期設定のようなことをしてました。
そのあと、スタート地点を決めて、その地点から三脚を立て、撮影が始まりました。
まず、北の方角から撮影を始めて、
そこから、90度ずつ、右回りで角度を振って、東、南、西の順番で
一つのポイントで4方向の写真を撮ることになります。
で、撮影が終わると、歩くルート上で3メートルほど移動して、また撮影。
ひたすらこの繰り返しです。
天守に入ると、右まわりで、各階の4隅から撮影をされていました。
午後2時から4時ごろまで2時間ほで、天守の撮影は終わりました。

これぐらいアナログというかシンプルな撮影方法でないと、
いろんな場面に対応できないというか融通が利かないとのことでした。
ついつい、大目付は新し物好きなので、デジタル関係者には飛びついてしまって、
あとで痛い目を見る時が多いわけですが、
デジタルもアナログも上手に使い分けしないといけないなと、改めて思いました。

この撮影データをもとに、特殊なソフトを用いて、ストリートビューが完成するそうです。
だいだい、撮影から半年以内には、アップされるそうです。
出来上がったら、リンクを張りたいと思います。

参考までに、姫路城や世界遺産のものはこちら。こんな感じになるのでしょうか?

http://maps.google.com/intl/ja/help/maps/streetview/gallery.html#unesco-world-heritage&himeji-jo-castle

でも、実際には足を運んでくれるのが一番はいいのですけど…。


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