7月3日の活動日の準備作業として、
S城代と植物に詳しいH先生とで、整理する樹木の選別をしました。
基本は傘をさしてでも通れる間隔を意識して、
過密になっている箇所は、ヤブツバキといった、
成長が遅く、高木にならず、花が咲くような若木を残し、
他の場所でも比較的多くみられる樹木は間伐するようにしました。
間伐する木には、ビニールロープを巻いていきました。
また、特に珍しい木や草花については、間違って切ったり、踏んだりしないよう、
色つきのにビールテープを巻いたり、囲ったりもしました。
そして当日、夏日になることを想定して、
午前8時から10時までの2時間を作業時間としました。
早朝にもかかわらず23名の城守さんが参加してもらいました。
また、わたしの恩師であるS先生も一緒に汗を流していただきました。
てきぱきと黙々と作業をする城守さんたち |
一緒に作業をするS恩師 |
ロープをまくなどの事前準備が功を奏して、
手持無沙汰の人はほどんどなく、少し休憩は入れましたが、
皆さん、泥まみれ、汗まみれになりながら作業をし、
予定した第1段階の作業量を
無事、2時間という短い時間で完了させることができました。
ただ、思ったよりは石垣などが見通せる状況ではなく、
次回は、ある程度成長した樹木の枝打ちや、
遠目で眺めながら、若木の間伐も改めてすることになりそうです。
また、作業がひと段落したところで、S恩師からヒントをもらったものですが、
憩いの場づくりの試みとして、ハンモックをつってみました。
ハンモックを手に入れる際、ネットで検索すると、
サイズも1人用のSサイズから2~3人用のLサイズまであるということを初めて知りました。
また、網目が粗く紐の太いものは、長い時間揺られていると、痛くなるということで、
メキシカンハンモックという、
色彩豊かな手編みの漁網のような網目が細かく、ひもの細い種類ものを、
1人でゆったり使えるMサイズ(5600円)と、2人掛けできるLサイズ(6600円)ものを、
ためしに1つずつ購入しました。
今回吊ったのはLサイズでしたが、これがすごく気持ちよかったです(*^_^*)
まず最初に、大目付が乗ってみました。
周りで見た城守さんたちは、ひっくり返ったりこけたりすることを期待していたようですが、
事前に、乗り方の動画を見て勉強していたので、恐る恐る乗りましたが、
こけることはありませんでした。
そのあと、城守さんと二人で腰かけてみたりしたあと、
S恩師に寝そべっていただきました。
意外と心地よかったのか、一眠りされていたようでした。
ただ、下草が多いことや風通しが悪いことから、
やぶ蚊が結構飛び回っていて、蚊取り線香などの虫除け対策は必須でした。
また、今回ハンモックを吊り下げた場所は、登城道際で、騒がしさもあるようです。
なので、ゆっくりと過ごせる環境にするには、もう一作業、一工夫が必要なようです。
この場所は、一つには石垣や草木に囲まれてゆっくりと自分の時間を過ごす場所として、
そして、結構珍しい植物や、城山にある草木がほとんどこの場所にそろっていることが
今回判明したので、ミニ植物園として、子供から大人までの楽しく学べる学習の場として、
利活用を考えていこうと思っていますが、これらの2つの方法は相反する面もあるので、
この2つが競合しないような環境づくりを、模索しながら実行に移していく予定です。
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